PASONAの法則とは?ストーリーを交えてわかりやすく解説!

広告費をかけても問い合わせが増えない。

あなたにも心当たりがあるかもしれません。

原因の多くは、言いたいことは正しいのに「読みの流れ」がつながっていないこと。

PASONAは“型”として強力ですが、箇条書きを積むだけでは作られた感じが強くなり、読み手は進みません。

本稿は、あなたの視点で自然に読める文章に整えながら、PASONAをLPへ落とし込む方法を具体例で解説します。

目次

PASONAの法則とは?

  • Problem:相手の“今の痛み”を具体化する
  • Affinity:共感・同じ視点に立つ(数字や例)
  • Solution:解決の枠組み・仕組みを見せる
  • Offer:オファー(提案)と価値を提示
  • Narrow:誰のためかを絞り込む
  • Action:次の一歩を明確に(ボタン)

PASONAの法則とは、人の心理描写に寄り添いながら、次のアクションへ移ってもらうための話の流れ。

そのステップごとの頭文字をとって「パソナの法則」と呼ばれています。

LP制作などでは、基本の型としてこの「パソナの法則」通りにライティングが進められていることが多いです。

この流れを頭に入れてLPを読み直してみると、また見え方が変わってくるかもしれませんね。

PASONAの法則の使い方

それでは、実際に例文を交えて使い方をご紹介したいと思います。

今回は、整体院を例にあげて、使い方を見てみましょう。

設定

広告は回しているのに、問い合わせは思うほど増えない。

自分のLPを読み返すと、ページの冒頭にメニューや特徴が並び、「結局、私に何をしてくれるの?」が伝わっていないと気づきます。

上記の様に、メニューなども作り込まれていて、しっかりしたページに見えることはあっても、全体を読み返すと結局どんなメリットが有るのか?

自分のやりたいことだけを書いてしまっているLPはよくあります。

PASONAの話の進め方の例であれば以下のとおりです。

特に広告であれば、対象を絞ることはとても大切。

今回は、デスクワーカーへ向けた訴求になっています。

STEP
Problem:あなたが抱える“今の困りごと”を、1文で具体化する。

夕方になると肩が石のように重く、頭までぼんやりする。ストレッチ動画を真似しても、その場しのぎでまた戻ってしまう——そんな日が続いていませんか。

STEP
Affinity:同じ状況を見ていること、よくある原因を静かに共有する

私たちのもとにも、同じ悩みを抱える在宅ワーカーの方が多く来院されます。原因は「凝った筋肉そのもの」だけでなく、座り姿勢・画面高さ・呼吸の浅さが重なっているケースがほとんどです。

STEP
Solution:解決の“仕組み”を短く。図解があればベスト。

当院ではまず姿勢と可動域、呼吸パターンを丁寧にチェック。肩甲帯の可動性肋骨の動きを取り戻す手技に加えて、デスク環境の微調整(椅子の高さ・キーボード位置)まで具体的に提案します。施術はソフトで、翌日以降の重だるさが戻りにくい“使い方”も一緒に身につけます。

STEP
Offer:提案の中身(何をどこまで、どの条件で)を具体的に。

初めての方には初回カウンセリング+全身チェック+施術を〈60分〉で。通常〈¥◯◯,◯◯◯〉→ 初回〈¥◯◯◯◯〉(※今月の枠のみ)。施術後に在宅デスク最適化メモをお渡しします。

STEP
Narrow:誰に向けた提案かを明記し、迷いを減らす。

在宅ワーク中心の方/肩〜首の重だるさ・慢性頭重感にお困りの方。各日〈3枠〉まで

STEP
Action:行動のハードルを下げる短い指示。

[空き状況を確認して予約する(30秒)]

もちろん、読み手がすべての内容を読んでくれるわけではないので、CTAはヒーロー下などにも配置しておくとより効果が高まります。

テストとチェック項目

とはいえ、PASONAの法則通りにLPを作ったからと言って必ず成果が出るわけではありません。

すべての広告において言えることですが、必ず当たる形は試行錯誤によって生まれるものです。

なので、60%の完成度でいいのでまずは出してみることが大切。

そこから微調整を繰り返していくことで精度の高い広告に成長していきます。

それは、CTAボタンの色を変えるだけでも、文言を一言変えるだけでも大きな変化があります。

それでは、最低限チェックしたい内容について、以下にまとめたいと思います。

PASONAのLP公開前チェック
  • 導入2段落で“痛み→共感”まで言語化できているか
  • Solutionは仕組みの説明になっているか(機能列挙になっていないか)
  • Offerに成果物・条件・期間が明記されているか
  • Narrowが明確か(誰に向けたLPか)
  • Actionは動詞+時間目安か
  • 段落は3〜5文で区切れているか
  • 箇条書きを5行以内に抑えているか
  • 内部リンクが自然に挿入されているか

まとめ

PASONAは“型”ではなくあなたの見込み客を次の一歩へ案内する道しるべです。

箇条書きは必要な場面だけに限定し、短い段落と具体例で体温のある文章に整えましょう。

最後にPASONAのおさらいです。

  • Problem:相手の“今の痛み”を具体化する
  • Affinity:共感・同じ視点に立つ(数字や例)
  • Solution:解決の枠組み・仕組みを見せる
  • Offer:オファー(提案)と価値を提示
  • Narrow:誰のためかを絞り込む
  • Action:次の一歩を明確に(ボタン)

効果的なLP作成、効果検証には決まった型を使用しておくと変更部分がわかりやすくなります。

ぜひ、文面作成に困ったら参考にしてみてください!

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